C言語 改行 複数行に渡る記述方法

C言語では、;(セミコロン)までがひとつの文として認識されるため、
ひとつの命令文を複数行に渡って記述する事が可能です。
(語句の途中で区切る事は不可能。)

(このページの説明とは関係ありませんが、C言語の改行コードについて知りたい場合は
こちらのページの下部で説明しています。)

#include <stdio.h>

void main(void) {
      int a=0;
      a =
      a + 1;
}

対して、プリプロセッサ命令は、
基本的には1行のみで記述されますが、

\記号(¥)を使う事によって、
複数行に渡ってプリプロセッサ命令文を書く事ができます。
(\記号は、環境によってはバックスラッシュで見えてしまう事もあります。)

ただし、改行後に余計な文字や空白等があるとエラーとなります。

#inclu\
de <stdio.h>

void main(void) {
      printf("hello\n");
}

プリプロセッサ命令以外のC言語プログラム中でも、
この\記号(¥)を使う事によって、複数行表記が可能です。
(語句の途中で区切る事が可能。)

ただし、プリプロセッサ記述と同じく、
改行後に余計な文字や空白等があるとエラーとなります

#include <stdio.h>

void main(void) {
      int a=0;

      pri\
ntf("hello\n");
}

基本的に複数行で記述する事は避け、
どうしても必要な場合のみ、複数行で表記するようにします。

複数行で書いたほうが見やすくなるのであれば、
複数行で書くべきです。