今までは、プログラムが1本道で実行する形式でしたが、
今回は、xxxの場合は○○○の処理、
zzzの場合は△△△の処理をする。
といったプログラムを作ってみます。
例えば、テストの結果が80点以上なら合格、
80点未満だったら不合格と言った感じです。
import java.util.*;
public class Cmain {
public static void main(String[] args) {
int a;
Scanner scan = new Scanner(System.in);
System.out.printf("テストの結果を入力して下さい。" +
"(0-100点)\n");
a = scan.nextInt();
if ( a >= 80) {
System.out.printf("おめでとう!合格です\n");
} else {
System.out.printf("残念ながら不合格です\n");
}
}
}
プログラムを実行すると以下のようになります。
入力する時は、コンソールと言う項目を
クリックしてから数値を入力してください。
入力後は、Enterを押してください。
成功すると上記のように表示されます。
なお、数値以外を入力すると、現段階ではエラーが出ます。
System.out.printf("テストの結果を入力して下さい。" +
"(0-100点)\n");
上記の文では、+記号を使い、
複数行に渡って記述できるようにしています。
新しい記述が出てきました。
if ( a >= 80)
ifと言うのは、もし・・・だったらと言う意味です。
この場合は、「変数aが80以上の場合」と言う意味となります。
そしてその場合、合格の文が実行されます。
elseは、ひとつ上のif文の比較式が正しくなかったらという意味です。
この場合は、「変数aが80以上・・・ではない場合」と言う意味となります。
そしてその場合、合格の文は実行されず、不合格の文だけが実行されます。
この制御構文を一般にイフ文と表現します。
先頭行の import java.util.*; と言う記述は、
パッケージ機能を使っています。
詳しく知りたい場合は、パッケージとは?をご覧下さい。