printf関数は、画面に文字列を出力する関数です。
簡単な使い方をご紹介します。
文字列を表示する
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("c言語\n");
}
結果は以下のように出力されます。
C言語
まず、printf関数を使うためには、
#include <stdio.h> と言う表記が必要です。
今のところは、表記する事が必要。
と言う事だけ覚えておけば問題ありません。
詳しい事を知りたいかたは、コチラのページをご覧ください。
printf関数で文字列を表示したい場合は、
表示したい文字列を“”ダブルクォーテーションでくくります。
この場合は、”c言語\n” と言う文字列になります。
最後の\nは改行を意味します。
改行を使ってみましょう。
改行を使う方法
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("ABC\nC言語\nXYZ\n");
}
出力は以下のようになります。
ABC
C言語
XYZ
このように、改行文字を使えば、まとめて複数行の文字列を表示する事ができます。
数値を表示する
これまでは、文字列を表示していましたが、今度は数値を表示してみましょう。
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("123 456 789\n");
}
結果は以下のようになります。
123 456 789
このように、数値を書いても文字列として処理されるので、そのまま表示されます。
変数(整数)を表示する
printf関数では、変数の値を表示する事ができます。
#include <stdio.h>
int main(void) {
int a = 10;
printf("変数aの値は=%dです\n", a);
}
結果は以下のようになります。
変数aの値は=10です
変数についてはの説明は、こちらのページをご覧ください。
変数の値を表示するために、
printf(a) やprintf(“a”) と書いてもaの値を表示する事はできません。
実際に表示するには、
文字列の中に%dと言う特殊な文字(指定子)を使います。
(%dは数値を扱う指定子です)
そして、そのあとにカンマで区切り、表示したい変数名を書きます。
こうする事によって、
%dと言う場所に変数aの数値が置き換えられて表示されます。
複数の変数(整数)を表示する
次は複数の変数を表示してみましょう。
#include <stdio.h>
int main(void) {
int goukei = 0;
int a = 10;
int b = 50;
goukei = a + b;
printf("%d + %d = %dです\n", a, b, goukei);
}
結果は以下のようになります。
10 + 50 = 60です
足し算の合計を表示するサンプルです。
ここでは、文字列の中に%dが3回使われていますね。
そして、使った分だけ、カンマ区切りで変数名を指定していきます。
この時、順番通りに指定する事が必要です。
変数(文字列)を表示する
最後に変数を使った文字列の表示をしてみましょう。
#include <stdio.h>
int main(void) {
char str[] = "C言語";
printf("str = %sです\n", str);
}
結果は以下のようになります。
str = C言語です
文字列を指定する場合は%sを使用します。
また、printf(str); と書くと、C言語 と表示されます。
以上、printf関数の簡単な使い方でした。