C++

クラス基本機能

C++ thisポインタとは?

クラスのメンバ関数呼び出しの際には、内部でそのクラスオブジェクトのポインタが渡されています。このおかげで、メンバ関数内からクラスのメンバ変数にアクセスできる仕掛けになっています。 thisポインタ無しでの記述例 ファイル名:hito.h c...
クラス基本機能

C++ クラスの簡単な書き方 ヘッダファイル

通常、クラスのメンバ変数やメンバ関数の定義と実装は、ヘッダファイル(***.h)とソースファイル(***.cpp)に分割します。極端に小さい機能しか持たないクラスの場合は、ヘッダファイルのみに定義、実装を記述する事もできます。ここでは、分割...
クラス基本機能

C++ public private アクセス指定子の使い方

クラス内にメンバ変数、メンバ関数を定義する際には、アクセス指定子と言うモノを考慮しなくてはなりません。クラスのメンバをクラスの外からアクセスできる部分とできない部分に区別する事ができます。クラスの外からアクセスできれば、外側から、メンバ変数...
クラス基本機能

C++ class クラスとは?

クラスとは? C++には、C言語にはなかったクラスと言う機能があります。 C言語には、複数の変数をまとめて一つの型として使える「構造体」と言う機能がありましたが、クラスは、その構造体に、関数も含める事ができる機能です。つまり、クラスの中には...
記憶クラス

C++ リンケージ指定 extern “C”

リンケージ指定とは? C++では、C言語の仕様を含むため、C言語の記述ができます。 しかし、C言語とC++のコンパイルの仕方に違いがあり、完全にC言語でコンパイルされたライブラリ、オブジェクトファイルなどをC++から使う場合には、リンケージ...
関数

C++ inline インライン関数とは?

C言語には#defineによるマクロ関数がありましたが、これと似たインライン関数と言う機能があります。インライン関数に指定するには、関数の先頭にキーワードinlineを付加します。インライン関数をつくり、インライン関数呼び出し文が記述されて...
関数

C++ 無名の引数について

関数の引数名を無名にする事ができます。無名にするので、関数内でその無名の引数は使えませんが、将来の拡張性としての使い道があります。今はこの引数は使わないものの、バージョンアップでこの引数を使うかもしれない。という時などに有効です。使わない無...
関数

C++ 関数の多重定義(オーバーロード)

通常、同じ名前の関数を作る事はできませんが、引数の数や引数の型が違っていれば可能となります。戻り値では区別できません。 int tasizan(int a, int b); double tasizan(double a, double b...
関数

C++ 省略可能引数について

関数の引数に省略可能な引数を設定する事ができます。省略可能な引数を持った関数を呼び出す時は、その省略可能引数の部分を指定しなかった場合は、あらかじめ設定されているデフォルト値が適用されます。 #include <iostream> usin...
関数

C++ 参照で複数の戻り値を返す方法

まずはじめに、C言語でもそうだったように、C++でも関数の戻り値は常に1つです。ただ、参照を使って、複数の結果を得る事ができます。 #include <iostream> using namespace std; void keisan(i...