ファイル処理は、1つ1つのファイルに対して別々に行われ、
やり方は、3段階に分けられます。
1.ファイルを開く処理(ファイルオープン)
2.ファイルの読み書き(リード・ライト)
3.ファイルを閉じる処理(ファイルクローズ)
必ずこの順序で処理しなければなりません。
ファイルデータの取り扱い方には、
バイナリモードとテキストモードがあります。
バイナリモードは、ファイルデータを
そっくりそのまま読み書きするモードです。
テキストモードは、読み書き時に、
改行コードの変換をしてくれるモードです。
改行コードについて
改行コードは、C言語では、\n(0x0A)の1文字で表しますが、
Windowsでは、0x0A 0x0D の2文字で表す事になっています。
Windows上のファイル内に、
改行コードが 0x0A 0x0D で格納されているとすると、
このファイルをC言語上で読み込む場合は、
0x0A の1文字に変換しなければなりません。
また、C言語上のデータをWindows上のファイルに書き込むには、
0x0A から 0x0A 0x0D に変換しなければなりません。
この変換を自動で行ってくれるのがテキストモードです。
また、UNIX系のOS上では、
改行コードがC言語と同じ 0x0A の1文字なので、
バイナリモードとテキストモードとの区別がありません。
ファイル処理ができれば、
自分でオリジナルのファイルを作る事が可能となります。